2013年10月8日火曜日

木づかい推進協議会

昨日、ワタクシが所属いたしております、ひょうご木づかい推進協議会の総会に出席しておりました。この協議会は兵庫県産木材の利用促進の為有志の民間企業で構成されている団体で、県の関係部局が事務局をしています。まあ、どこの県でもこのような団体が一つや二つはあるでしょうけど、当会は県が事務局をしているという点が特徴ですかな。昨日の総会では会計報告や本年度の事業計画などお決まりの退屈な内容でした。事業計画って言ったって、県のイベントの出展とかパンフレットの作成とか毎度毎度のありきたりなものです。ワタクシとしても作品を県産木材の杉檜で製作するということにホトホト難儀しており、少々諦めモードですので今一つ気が入りません。本年度から林野庁の事業である木材エコポイント制が始まりましたが、ワタクシを含めほとんどの会員もこの制度に対して盛り上がりに欠けており、木材業界はもはや末期的状況です。(あくまでもワタクシの印象です。)わが国の山林は危機的状況ですのでワタクシとしてもお役に立ちたいのですが、さて、どうすれば良いのか・・・、エエ知恵が全然思い浮かびません。

1 件のコメント:

  1. 大槻先生

    最近、よく目につくのですが、以前はゆったりと茂っていた雑木林が竹に占領されて身動き取れないようになっています。木にも栄養が行かないでしょう。
    身近なところでこんな状態ですからまして山奥では手入れが行かないのでしょうか?

    ホームセンターでは杉、ヒノキが建材として多く出回っているようですが、木工には強度的にもあまり向かないようです。
    私自身は材料の価格が比較的に安いのでヒノキをよく使いますが、それとても仕上げ材は結構高くて、柱材などを切って使っておりますが、曲りがひどくて仕上げに苦労しています。
    もっと安価にヒノキが入手できないかな。そうしたらもっとヒノキの椅子やテーブルを作りたいのですが?

    もう一度、日本の山林に林業が戻ってくるように、若者の働きやすい環境や待遇を考えるべきなのでしょうか?もう一度日本の山林に立派な広葉樹が生い茂るようになると良いと思うのですが、力なき老人にとっては何もできません。せめてビビたりとも椅子の一つ二つでも作るのが精いっぱいです。

    西宮市のSより

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