今回の急ぎ仕事は、某有名雑貨店さんの新規オープンのお店用の什器です。ウチで作らしてもらうので安いモノにはならないのですが、新しいコンセプトのお店のためにオリジナルデザインで揃えたいということでした。そして、このお店のオーナーさんはご自身がアーティストでありまして、この什器もオーナーさんのデザインなのです。ワタクシとしては自身のデザイン以外の仕事はホンマはしない方がヨロシイのですが、他人のデザインの仕事は残念ながら大変勉強になるのです。自身のデザインだと知らず知らずに作り易いようにカタチを決めているものですからねえ。もうええ加減自分の好きなカタチだけでモノ作りをしたいのですが、他人のデザインは刺激的で面白いんですな、これが。他人のデザインから新しいイメージや技術を吸収できるってヤツで仕事の幅がまたまた広がってホンマええ勉強です。陳腐でありますが、一生勉強と言うことになるのかも知れませんな。
2013年3月28日木曜日
2013年3月27日水曜日
大残業(その・・・、何回やったかな?)
大残業続きでヘロヘロのオオツキであります。ブログもサボリまくりでひさしぶりの投稿です。大騒ぎの急ぎ仕事もようやく目処が立ちました。これで納期に間に合いそうです。店舗の仕事ですので、納期遅れをやらかすとエラいこっちゃで、シャレになりません。もうちょっとやけど、先日痛めた右手に痛みが残っているので、まだまだ辛い日々が続きます。気を抜かずに頑張りましょう!
2013年3月18日月曜日
大残業(その3)注意一秒ケガ一生
大残業が続く中、ケガをしてしまいました。危うく右手の指4本を骨折するところでしたが、幸い、打撲というか打ち身というか、まあそんなところでおさまったので大変ラッキーでありました。とは言うものの、小指と薬指がパンパンに腫れ上がり曲げるのも一苦労で何とも痛ぇこと。この忙しい時に利き手が不自由では困ったモンです。日頃木工教室の生徒さん達に安全第一とか何とか言っておるワタクシですが、忙しいからと普段ならゼッタイやらない事をやって、しっかりケガをしているのですから面目次第もありません。大事に成らなくて不幸中の幸いでした。(何をしてそんな事になったのかはヒミツです、やっぱり恥ずかしいからね。)しかし、ワタクシの右手が不調でも納期は待ってくれません。もうこんなことをやらかさないように、焦って焦らずに、気をしっかり持って作業に望みたいと思います。(ワタクシ今回ホンマに運が良かったのです。日頃の行いが良いわけではないのですが・・・、有り難いことです。)
2013年3月14日木曜日
2013年3月13日水曜日
2013年3月9日土曜日
やっぱり残業
ゆったりと仕事をしておりましたが、もはや尻に火がつきました。(何や、もうかいな。)例によって例のごとく残業です。来週より大残業が続きそうで少々ゲンナリですがやるより仕方ありません。で、ありますので本日はこれで失礼おばいたしたいと思います、悪しからず。
2013年3月7日木曜日
木工と金物
ワタクシ色々な方によく言われるのです、「手作りの家具は良いですねぇ~、釘やネジは一本も使って無いんでしょう。」ってな具合に。で、答えるのです。「部分的には使っております、色々な意味で合理的ですから。」と。こう聞いた方は皆さん、「あっ、そうなん。」ってな感じで少しご不満のご様子です。もちろん当工房で製作する家具木工品は無垢材を使い、ほとんどの部分は木組みで出来ております。ですが、木工において、釘などの金物を使った方が合理的であることも少なくないのです。木という素材は季節や気候によって収縮、膨張するという少々やっかいなモノであります。そのような素材を使った木製品には「永年の使用に耐えるために、木組みで組み立てることが合理的である」、ということは確かであると思います。一方で木組みでは抑えきれない経年変化もあります。(ワタクシが下手くそなだけという話もある。)そんな場合などには金物を使うことはむしろ正しい選択であるとワタクシは考えているのです。少々言い過ぎかもしれませんが、木組みのみでできているという部分だけでその木製品をありがたがると言うのは本質から離れた評価とちゃうかと思うのです。現代は金物も接着剤も昔とは比べものにならないくらい発達していて、しかも安価になっています。現代に合った合理的な木工も在るはずだとワタクシは考えるのであります。(昔ながらの木工技術のほとんどは先達からの素晴らしい贈り物であることは言うまでもありません。温故知新であります。ホンマに。)
2013年3月6日水曜日
丸棒削り
本日は昨日仕入れた材料を引き割り、木取りです。製作の第一段階と言えば良いかな。そして、丸棒削りです。今回は本数自体は少ないのですが少々長いので旋盤にかからないのです。で、どうするか。ルーターで取ることにしました。今回はテーパーのついた丸棒ではなく、だだのズボンとした丸棒ですので楽勝です。ボーズ面のビットを付けて加工開始、そしてアッサリ出来上がりです。ただし、仕上がりが粗いのでペーパーでさらに仕上げるくらいの手間はあります。例によって例のごとく、短納期ですのでバタバタですが気候も穏やか、作業も順調と気分の良い1日でありました。(そのうち尻に火がついて良い気分など吹っ飛ぶのですが。)
2013年3月3日日曜日
陸送隊(最終回)
陸送隊最終回です。
翌朝8時ごろ国境のネパール側チェックポストに出向いて行きました。ちょっと早いかなぁと思いましたが昨日のオフィサーはすでに出勤しておりました。ワタクシ達の顔を見て嫌そうにしておりましたがすぐにP警視に電話をしてくれたのです。ひとしきり電話で話した後オフィサーが言うには、「手違いで書類を送るのが遅れたので、昨晩S警部に書類を持たせてそちらへ向かわせたとP警視が言っている。」ということでした。ワタクシ達としては一安心です。なんぼ遅くても昼頃には書類が着くので翌日朝の贈呈式には間に合うからです。そこで、カトマンズに滞在中の本隊へ連絡です。「遅くとも本日夜にはカトマンズに到着です。」とワタクシ。「それは良かった。安心した。」と本隊。「しかし、何とか本日4時ぐらいに到着出来ないか?」と本隊。「・・・?」とワタクシ。「実は本日午後5時に王宮にてネパール国王陛下に陸送隊一同拝謁賜ることになっている。二度と無いことであるので何とかならんか。」と本隊が言うのです。ワタクシとしても国王陛下に拝謁賜るなど思いもよらなかったことですので出来うるなら4時までに到着したいのですがS警部が来ないことにはどうしようもありません。その旨本隊に告げてとりあえず報告は終わりです。ところがその約一時間後に思っていたよりも随分と早くS警部が到着、無事に通関し、カトマンズへ向けて出発できたのです。こうなったら4時までに到着し国王陛下に拝謁賜りたい、ってなもんで、我々は今度はネパールの暴走族と化したのです。サイレンを鳴らし、赤色灯を回し、走る走る。そして、4時30分ごろ宿舎に到着です。その時、使節団一同は王宮に向かうバスに乗り込んでいる最中でした。そしてワタクシ達は使節団一同に祝福されちょっとしたヒーローのようでした。何と劇的なこっちゃ!ドラマみたいやけど、これはホンマの話なのです。それからバスの中でワタクシはスーツに着替え、(居残り組のもう一人の日本人は心身ともの疲労のためその場で討ち死にで拝謁辞退でした。)王宮へ向かったのです。実はワタクシこの後のことは翌日の朝までほとんど記憶が無いのです。(ホッとして頭がフリーズしてしもたのでしょうか。)せっかく国王陛下に拝謁賜ったのにほとんど覚えていないのですからホンマにもったいないことです。そして、今一つはっきりせん頭で翌日朝救急車の贈呈式を終え、その足で空港へ向かい、はっきりせん頭で慌ただしく帰国となったのです。
あの時から20年、今となってはこの事業が本当にネパールのためになったのかワタクシ自身確信を持てずにいますが、与えられた仕事を全うできたということだけは今も自負しております。
この時ワタクシのやったことはたかだか3週間という短い期間であっちからこっちへと車を運んだだけのことですが、それでも大変でした。それに比べて現在、起業戦士として海外で活躍しているビジネスマンや、ボランティアとして頑張っている人達のご苦労はいかばかりかと思います。いつの日か無事にご帰国されることを願わずにはおれません。(同胞のなでしこや、サムライの皆さんに幸あれ!であります。)
これで陸送隊のお話しは終わりとさせていただきたいと思います。長々としょうもないお話しに付き合っていただきましてありがとうございました。(ちなみに全部ホンマの話です、ホンマにホンマやて!)
2013年3月1日金曜日
作品の紹介
本日は作品の紹介です。小さなモノですがスツールです。座板が木になっているので重いように思われるかもしれませんが非常に軽い物になっております。こういうスツールは色々な使い方が出来て重宝するのではないでしょうか。お一ついかがですか?(10本でも20本でも結構であります。)