2014年2月20日木曜日

修行に終わりは無いのである!

現在のところ当工房の受注の多くは椅子かテーブルであります。特に椅子の注文が多いのです。何でやろ?ワタクシ椅子屋というワケではないのですが、なぜか椅子のお話をよくいただきます。あか抜け過ぎず、ちょっとドン臭いところがエエんかなぁ、と自分では想像するのですが、ホンマのところはわかりません。
さて、その椅子ですが、実はワタクシ修行時代には経験が無く、つまり独学なのです。おかげでここまで随分と回り道をしたように思います。作っては壊し、作っては壊し、の連続でした。現在は商品として通用するモノができるようになったので(ワタクシが勝手に思っているだけ?)さすがにすぐに壊すことは無くなりましたが、まあ誰でもそれなりに進歩はすると言ったところでしょうか。そんなワタクシでも毎年2,3脚試作しているので現在進行形で進歩はしているはずなんですけど、なかなか完璧に納得できるモノはできませんねぇ。エエモン出来たと思っても後で気に入らない部分が出てくるので実に困ったことです。修行に終わりは無いと言いますが、多分死ぬまで、「ア~でも無い、コ~でも無い」、と作り続けることでしょう。(少々ウンザリでもある。)

2 件のコメント:

  1. 大槻先生

    こんにちは。
    素晴らしい椅子ですね。
    座面の張り方を機会があるときに教えてください。

    西宮市のTより

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  2. 大槻先生

    本当にすっきりとした素晴らしい椅子と思います。
    私も教室で教わりながら四方転びのアクリルテープ巻の椅子を作りましたが軽くて非常に使いやすく、座り心地も抜群です。
    お忙しい中でいつも新しい椅子に挑戦されている姿勢には頭が下がります。

    私は今、ミニチュア椅子のショウケース作りで、私にとっては新しい技法の連続で時間がかかっています。でも何事も勉強です。失敗も良い経験です。失敗するとそれを補う新しい技法を身に着けるのですから。

    今、家ではこれまた新しい人形用の1/3スケールのミニチュア椅子(ベンチ)作りをやっています。
    ああでもないこうでもないと考えながら作り上げていくのは楽しい時間です。

    西宮市のSより



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