先日のお話の続きです。
消防車と救急車の寄贈事業のボランティア陸送隊にめでたく選ばれたワタクシでありましたが、問題はどうやって親方に許しを得るか、でした。選考に通ってから様々な打ち合わせやらナンやらどんどんコトが進んで行くのですが、親方には言いそびれていてエラいこと焦っていました。そしてある時思い付いたのです。「せや!某自治体のエラいさんにどうしても必要な人材であると頼み込んでもらおう!」 そして、意を決して親方に言ったのです。「某自治体の議会から正式に出動の依頼が来たために断りきれない状況である。」とかナンとか言って、「社長には(当時親方のことを社長と言っていました。)某自治体から連絡が入ります。」と一発かましたのです。親方にしてみればナンやワケの解らんことを言われたからでしょうか、ああそうか、みたいなことをアッサリ言われたのですが、以外な反応で返って不安になりましたな。その後、打ち合わせ通り某自治体のそんなにエラく無い人に一本電話を入れてもらって一件落着したというわけです。その上、某新聞社がワタクシを取材に工場へとホンマに来た(これはホンマにワタクシの工作ではありません!)のを見た親方は完全に信じてくれたのです。そして、出発の挨拶に行った時、「任務のために精一杯励みなはれ!」と、大変ありがたいお言葉をいただいのでした。ウチの親方はホンマにエエ人です。いかがわしいことをしに行く訳では無いのですが、ペテンにかけたようなものですからその後ずっと今にいたるまで申し訳ない気持ちで一杯なんですよね。20年も前の話ですが昨日のことのように思い出されます。皆さん、ワタクシなんぞホンマとんでもないヤツでしょ?
さて、そんなこんなで日本を出発したのですが、・・・。(続く)引っ張るなぁ!
2013年1月19日土曜日
陸送隊
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大槻先生
返信削除今回の業務日誌、大変面白く拝見させていただきました。
なるほどそのようにして、社長様へ納得していただいたわけですね。この続きを楽しみにしています。
さて、先週は伸縮テーブルの天板の板剥ぎをしました。
メインの天板と左右の天板の3枚です。先日買っておいた10本の750mmのハタガネが大いに役立ちました。
真っ黒けのこれ以上錆ようが無い様な時代物のハタガネですが、意外とスムーズに動いてくれました。
西宮市のSより