本日は木工教室土曜日コースです。午前の部は神戸市西区からお越しのＫさんご夫妻です。ご夫婦共とても熱心で緻密な作業ぶりです。木工作業は素人さんから見ると恐ろしく手間がかかりめんどくさい物らしい(私なんぞは慣れてしまっていてそんなもんやと思っている。)のですが、このご夫婦は正しき木工を実にこつこつとこなされています。そして本日めでたく作品の組み立てにかかる事が出来たのです。さて次回からワクワクドキドキの引き出しの作業に入ります。正しき木工で完成まで締まって行きましょう！(教える方に締まりが無いと言う意見もあり。)
本日は家具のリフォーム第一日目です。座卓の天板の部材を削り直し、留めを切り直し、そして組み立て、と進めました。工程としてはまあまあのペースですので順調といってもいいのですが、ちょっとしたトラブル(ちょっとしたトラブルどころではない!)があり、気分はブルーです。釘が折れていて中に隠れていたことに気がつかず機械をかけてしまったのです。｢チュンッ!｣と火花が散ったと思ったら見事に刃物が欠けてしまいました。あーあ、やってもたぁーです。研ぎ直しで済めば良いのですが・・・、めちゃショックです。なんちゅうこっちゃ。今日はもう帰ります(泣)。
本日は家具のリフォームのお話しです。子供の頃に家族で使っていた座卓を修理して欲しいとのご依頼です。全体にがたつきが酷い為分解して見たところ、あっちこっちが反ったり曲がったり、脚の部分は大きく割れが入っていたりと、修理という程度はありませんでした。そこで、脚を作り替える等、リフォームする事となったのです。反ったり曲がったりした部分を削るなどしますので若干サイズは小さくなりますがこうするしかありません。
昔使っていた物を手を入れながら使い続けるというのは素敵な事ですね。こういう事のお手伝いが出来るのは有り難い事です。さて、どんな風に生まれ変わるのか楽しみです。
本日は木工教室日曜日コースです。今日の生徒さんは課題のスツールに取り組んでおられます。いつも思うことですが生徒さんは実に真剣です。こつこつと進められている姿は感心します。私も生徒さんに負けない様、正直に仕事をしなければと思わずにはおれません。やっぱり、教える事は教わる事であります。有り難い事です。
本日は作品の紹介です。(ネタに困るとこれを出す？)
先日、紹介したダイニングセットの椅子です。背もたれは積層曲げでＲを出しており、座はペーパーコードで編んでいる物です。北欧風のあっさりしたカタチですが私好みの一脚です。座り心地は背もたれの幅が広い分、良い案配といったところでしょうか。この積層曲げという工法は簡単ですが接着剤の乾燥との競争ですので実にセワシナイのです。３ミリの薄板を４枚曲げながら圧着するのですが１５分以内に全てを終わらせなければならないのでバタバタなのです。ペーパーコードを編むのも大変な手間です。見た目シンプルですがそれなりに手間はかけておるという訳です。我々小さな個人工房は大概の場合こういう事の繰り返しです。だからこそ面白い仕事とも言えます。(商売的にはちっとも面白く無い？)
今日から新作スツールの試作に着手し始めました。試作と言っても、いつもの様に｢いつ出来るのかわからん。｣といった悠長なものではなく今週末までには完成させなければならないのです。神戸の某有名雑貨店からのお仕事なのですが、スタッキングが出来るスツールで座面はアクリルのカラーベルトで編んで欲しいとのご依頼です。今日一日で大体のカタチは出来ましたが後少しディテールを詰めなければなりません。明日もこのペースで進めたいと思います。
第二弾のダイニングセットも完成し、後は納品するのみとなりました。ホッとしたいところですがそうもいきません。有り難い事に、次の仕事も幾つも詰まっているので忙しい日々がまだまだ続きます。そして、次なる大仕事が確定申告です。(何や、それかいな! って。)
お金をもらうのは大好きな私ですが、お金の計算がからっきしダメダメな奴でしてこの時期はホンマにかなわんのです。締め切りまで余り日がないので、明日からの数日は領収書やら何やかんやとの格闘の日々です。(実はこっちの方がはるかに疲れる。) が、しかし国民の義務ですのでしっかりと正直に進めたいと思います。(インチキする程儲かっていない・・・な、トホホ。)
またもや更新をサボってしまいました。さて、大残業も大詰めです。残すところテーブル一台を仕上げるのみです。大残業続きでヘロヘロだったのがここへ来て気力、体力みなぎってきました。なんでやろ?ゴールが近くなったからでしょうか。それともランナーズハイみたいなものでしょうか。とにかくアドレナリンが噴き出しまくっているこの勢いであと残りを突っ走ってやります!(ここでもキッパリと言い切る・・・が、ガス欠の恐れアリかな?)
