本日は作品の紹介です。(ネタに困るとこれを出す?)
先日、紹介したダイニングセットの椅子です。背もたれは積層曲げでRを出しており、座はペーパーコードで編んでいる物です。北欧風のあっさりしたカタチですが私好みの一脚です。座り心地は背もたれの幅が広い分、良い案配といったところでしょうか。この積層曲げという工法は簡単ですが接着剤の乾燥との競争ですので実にセワシナイのです。3ミリの薄板を4枚曲げながら圧着するのですが15分以内に全てを終わらせなければならないのでバタバタなのです。ペーパーコードを編むのも大変な手間です。見た目シンプルですがそれなりに手間はかけておるという訳です。我々小さな個人工房は大概の場合こういう事の繰り返しです。だからこそ面白い仕事とも言えます。(商売的にはちっとも面白く無い?)
大槻先生
返信削除積層曲げ、非常に興味のある工法ですね。3mmの板はベニヤ
では無いのでしょうか? それとペーパコードを編む作業も大変そうですね。一度は挑戦してみたい工法です。
今日は朝から段取(?)を考えて行きました。いつになく順調に作業が行ったように思います。トリマーも思い切り使えて、
使い方も教わって非常にハッピーな一日でした。
西宮市のSより
西宮のSさんいつもコメントありがとうございます。
返信削除積層曲げの板はベニヤでは無く無垢板です。ペーパーコードを編むのは実に大変です。手が腫れてくるぐらい力がいります。出来たらやりたくない作業です。
木工でハッピーな一日だったとは有り難い事です。楽しんでいただけるのが一番です。