現在、檜で椅子を製作中ですが、檜や杉等針葉樹で椅子を作るということは困難が伴います。少ない部材で体重を支えなければならない椅子を軟らかい針葉樹で作るということなので少々無理があるからなのです。出来ない訳ではないのですが、部材を大きく、なおかつ太くしなければならないのでデザイン的に自由度が無い、つまりカッコ良く作りにくいのです。画像の椅子は過去に試作した杉、檜で製作したモノです。強度的にギリギリ過ぎて、売り物に出来ないと判断したため、ボツにしたモノです。来客や教室の生徒さん用に現在は使っています。(薪にならずに済んだという訳です。) 壁にぶら下げても問題無いくらいの軽さが唯一の長所でしょうか。でありますのでこの度の檜のラウンジチェアーは部材のゴッツイ、マッチョな感じに仕上がりそうです。ナンとかカッコ良く出来ないかな？出来上がりが楽しみです。
大槻先生
返信削除昨日は四方倒れ（？）の椅子の治具作成、墨入れのご指導有難うございました。また軽いけがも今日は大分良くなりました。
さて、昨日のかみなりでインターネットにつながらず、やっと
今朝回復しました。
朝はヒノキのコーヒテーブルの部材にカンナ掛けをしたり、墨を消しゴムで消したりして、工具をかたずけ清掃をして防音シートをはずして、今週の作業終わりとしました。色々やりたいことはあるのですが、後のお楽しみとします。
檜を最近使用して椅子など作っていますが、確かに強度的には少し不安です。丸型のスツールは骨太く頑丈に作りましたので
問題無いと思いますが、ザグリの椅子は少々カッコよさを考え細めに作りましたので、少々心配です。コーヒテーブルも同様です。
でもヒノキに何かひかれるところがあります。柔らかな肌触りや色が好みに合ってるのかな？
たまたま安価な材料があったのと加工性の良さで、集中的に作りましたが、これからは他の材料を考えてみたいと思います。
広葉樹で安価な材料があればよいのですが？
木工に没頭した楽しい盆休みの一週間でした。
西宮市のＳより
西宮のＳさんいつもコメントありがとうございます。
返信削除一週間木工に没頭されたとのことですが楽しめたでしょうか。暑い中ちょっとしんどかったかな？ちなみに私は灼熱の工房に手こずっております。
さて、安価な広葉樹材ですがなかなか無いのが実状ですね。檜や杉等は思いっ切り高価なモノもありますが手頃な安価なモノもあったりします。そういった商品の幅の広さは、国内でたくさん植林されているからこそなのかもしれません。