2012年8月28日火曜日

不思議な事

本日は午後からトラックに積んだままの材料を整理して工房の中に入れる作業でした。やたらに重い板をヒーヒー言いながら動かしていたのです。これぐらいの板ならばどの樹種でも重いのですがヤマザクラの板もなかなかのモンです。いやぁー、しんどかったですねぇ。しかし作業が終わった後は腰が少々痛くなったぐらいでスポーツをした後の様な心地好い疲労といった感じでしたね。(疲れ過ぎてオツムが壊れてしまったのかも?) 
さて、以前から不思議に思っていたのですが、ある特定の樹種を使う仕事があると、何故かその後もその樹種を使う仕事が続くのです。お客様がそれぞれ申し合わせているわけではないのにそういった事が実に多いのです。(もちろん私がその方向へ誘導しているわけでも無い。)この度のヤマザクラもそうで、何故かこの後数点続くのです。不思議やなぁ。まっ、世の中不思議な事は多いですけどね。(当工房が開業後15年も続いているのが最も不思議な事という意見もアリ。)


2 件のコメント:

  1. 大槻先生

    実に大きなヤマザクラですね。一人で工房に入れるのは大変な作業です。多分私には1枚持てるかどうか分かりません。

    どんな作品を作られるのか興味深々で見ております。

    さて、私でも感じるのですが、裏で木工をしていて、2,3時間経った後、べっとり汗を流して家に入り、汗を拭いて、冷たいお茶でも飲むときの疲労感と満足感は何とも言えません。
    これも心地よい疲労と呼べるのでしょうか。

    先週、日曜日にやっとコーヒーテーブルの脚を組み終えました。ハタガネで固定して接着し、昨日ハタガネを取りました。何とかそれなりに出来上がりました。45度角度のルータビットを使って、丸テーブルの下部の縁どりもやりました。
    思いのほかうまくいったようです。部材にサンダーを掛け、サンドペーパで磨いている時はルンルン気分でした。

    今週は丸テーブルを脚に取りつけ、塗装です。

    また心地よい疲労が待っています。

    西宮市のSより


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  2. 西宮のSさんいつもコメントありがとうございます。

    いつも木工を楽しんでおられるご様子を伺うとこちらまで嬉しくなります。私にとっては木工は仕事ですので楽しいばかりではありませんが、本当は楽しいものであるということをいつも改めて思い出させていただいているのです。今後も怪我に気をつけて木工を楽しんで下さい。

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