2013年2月27日水曜日

陸送隊その4

昨日の続きです。
ワケの解らんままにネパール領事館に駆け込んでみると、某市消防本部と日本語でかかれた救急車がそこにありました。どうやらネパール総領事おん自ら直々にインドの役所にねじ込みに行ってくれて、外交問題になるとか日本領事館が怒っているとかさんざん脅かして半ば無理やりに持って越させた様でした。大変感謝をしたのですが、同じやったらもっと早い内にやってもらいたかったところです。(あっ!贅沢言ってもた、スミマセン。)
さあ、とにかく出発です。贈呈式まで3日しかありません。しかも時間は午後の4時です。初日の今日は200キロ先の町までぶっ飛ばすことにしたのです。途中大渋滞に巻き込まれたりして事前に予約していたホテルに到着したのは午後11時ごろでしたでしょうか。この時走ったネパールまでのコースは最短距離ではあるが道路の状況があまり良くないコースでした。ちなみに、先に出発した消防車の取ったコースはネパール各地を交流しながら首都カトマンズまで行く約3000キロのコースでかなりの遠回りでありました。(当初の予定ではこのコースだったのです。)さて、初日何とか200キロ走った我々ですがあと800キロほどを2日で走らなければならなかったのです。そりゃもう走った走った!さながらインドの暴走族といったところです。とんでもない危険運転を重ねた結果、何と500キロの悪路を1日で走破しネパール国境までたどり着いたのです。「いや~、ここまで来たら安心や!あと丸々1日あるし楽勝やなぁ。」と、一安心したところだったのです。そして国境のネパール警察のオフィスに行き通関しようとすると驚いたことに通関出来ないと言うではありませんか!「おい、おい!そりゃナイヤロ!カトマンズから書類が来ているはずやから、よう見てくれよ!」と言うと、「そんなモン来てへん!ワタシはな~んも聞いてない!」とケンもホロロです。「とにかくカトマンズのP警視に問い合わせてくれ。」と頼み込んでみたところ、「一応問い合わせてやるから明日の朝来なさい。」とオフィサー。「今問い合わせてくれへんの!」とワタクシ。「本日は業務終了!」とオフィサー。それで泣く泣く人間だけネパール側のホテルで明日の朝まで待つことになったのです・・・。(続く)次回いよいよ最終回であります。

2 件のコメント:

  1. 大槻先生

    私、勘違いをしていました。インド側のネパール領事館に救急車は届いていたのですね。救急車を運転して悪路を800kmを疾走されたわけですね。
    それにしても次々と起こる通関上のトラブル大変ですね。
    いよいよ大詰めです。
    最終回を楽しみにしています。

      
    さて、私長い間沖縄に行っていません。何が楽しみで沖縄に行くのかと言うと”民謡のライブ”と”沖縄そば”です。
    ”民謡のライブ”はご存じでしょうが、沖縄そばがまたおいしくて、いつもそばの食べ歩きをしています。有名店も各所にあって、味や麺が各店で異なっています。
    JRの駅で”大正”のPRカタログが出ていましたので、その中のガード下の居酒屋に行ってきました。久しぶりの”沖縄そば”のだしとソーキ(豚の角煮)は最高でした。スタンダードな沖縄そばでした。また沖縄が恋しくなったら、ときどき大正駅近くの食堂に行きたいと思います。今度は2,3件梯子ですね。

    西宮市のSより

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  2. 西宮のSさんいつもコメントありがとうございます。

    当時のインド、ネパールはトラブルのデパートでありました。そこが面白いとも言えるのですが遊びでない時は本当に難儀します。

    大正区の沖縄食堂ですか、いいですねえ!ワタクシ材料を仕入れに行く時には毎回通るのですが残念ながらいつも午前中の早い時間です。沖縄居酒屋で泡盛を飲みたいものです。

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