2012年10月6日土曜日

テリブルカッター

写真は、テーブル昇降マルノコ盤で使う刃物でカッターと言います。溝や小穴などを付けるための刃物で、当工房では4ミリ、9ミリ、12ミリ、15ミリ、そして刃物の幅が変えられる自在カッターが有ります。箱物を作るときにはこれが無いと不便するのですが同時におっかない刃物でもあります。普通のマルノコでもそれなりに切削抵抗がありますがこのカッターという刃物の切削抵抗はそれとは比べものになりません。いかにもヤバそうな外見でしょ。ワタクシ的にはこれを使うときが一番緊張するかな。部材の途中から切削し始めて、部材の途中で切削を終らせて刃物から引き上げるとき(この説明では解らないでしょうな。)などはひときわ緊張します。あのデカイ刃物が指に触れたとしたら・・・、ヒェー恐ろしい! 怖いと思っている内は案外怪我をしないものであると言いますが 、さてどうなんでしょう。やはりワタクシ達の仕事は危険と隣り合わせであるのです。(もっと恐ろしい仕事をしている人、ゴメンなさい。)


2 件のコメント:

  1. 大槻先生

    見るからに怖そうな鋸刃ですね。4mmは良く見ていますが、15mmはまだ見たことがなさそうです。キックバックがあるということで、私たちはあまり触りたくない木工機械です。

    さて、今日は朝から大忙しでした、3連休の中日とあって、張り切って椅子の部材作りに掛かりました。まず丸のこ盤で切断し、丸のこテーブルで長手の切断をして、60mm厚の部材の長手方向の切断は帯のこ盤でやってみました。60mmはギリギリでした。次に手押し鉋を使用して、直角を出して削り、
    そして最後は座板のザグリを調子よくやっていましたが、あってはならないことが起こってしまいました。(ココは韓国時代劇調で) なんと”ビスケット”が”こんにちは”と顔を出したのです。深く掘りすぎてしまったようです。そのまま”ここにお尻を載せてください”と分かるような模様として残しておこうと思ったのですが、悪いことにビスケットの周りに隙間があって、空洞になっていました。
    しようがないので、ビスケットを掘り出して、同じヒノキで埋木をすることにしました。そこで登場したのが糸のこ盤です。
    #20より少し大きな(#25としましょう)檜のビスケットを作りました。
    ということで、今日は4台のDIY木工機械を使用して奮闘した次第です。(教室ならすぐの終わってしまう作業ですが)


    明日は座板の埋木をして、サンダーで研磨します。どうなることやら。

    西宮市のSより





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  2. 西宮のSさんいつもコメントありがとうございます。


    モノ作りには失敗は付き物です。その失敗をどうリカバリーするかが、うまい、下手の分かれ道と言えるのです。「 あー!やってしもた! 」と、なった時が腕の見せ所と言えるのかも知れません。

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